院長Blog

当院の出来事、選手の活躍ぶり、院長の動向などをお楽しみ下さい。

暇つぶしで考え方の整理メモ(足の続き・・・膝内側部痛)その6

2020-05-19 17:38:01 ブログ

非常事態宣言解除後、少しづつ患者様の流れに変化が!

当院を忘れずにいてくれて、嬉しいです!(^^)!

でも今日は時間がゆ~っくり流れています。一気に回復は無理ですね・・・

 

時間がある時に文献や動画で様々な情報を得ていますが、現役選手の動画やトレーナー達の動画を多く拝見させていただき、多く刺激をもらっています。

ありがとうございます。

 

私は引き続き自分の整理時間に暇時間を費やします。

暇つぶしで考え方の整理メモ(オスグット)その3で触れました「足」について今日は思い出していきます。

毎年であればこの時期、めっちゃ多く同様な痛みを訴える選手が多いです。が今年はまだ数例・・・。

一例として「膝内側部痛」として

膝内側部痛といっても様々な症状がありますね。大きな損傷は無いけれど関節に痛みを訴える物、半月板の痛み、靭帯性の痛み、鷲足部痛や膝蓋骨上縁部の痛み、膝蓋大腿関節の痛みなど、様々な症状があります。直接的な外力(ストレス)が加わり痛みを訴える物は、足からの影響は少ないかもしれないが、多くの膝の痛みに対しては、膝直接の原因では無く、足からの原因により膝痛を発生させていることが多くあります。直接的な外力でも多くのスポーツシーンで怪我が発生したシーンを見ると膝を捻ると同時また膝より早く足が原因となる型の方向へ向いている事が多いです。また膝の痛みの原因は、足からでなくても股関節・殿筋群の筋力低下からくるのも多く存在しています。(これはまた)

これらから作文を書いていくと、とんでもない事になってしまいますので、気になった患者様はネットなどで調べて下さい。

当院で膝内側型の痛みを訴える患者様に対し、原因を聴取し、患部の評価という流れから始まりますが、患部評価と同時に、足の評価も必ずしています。(患者様には気づかれないようにこそっとね)椅子に座った状態での自然の姿、足全体、拇指、足底部、横アーチ、縦アーチ、足関節可動域(2種)、下腿内側の筋タイト、など・・・。最低このぐらいは。気になる所があればもっと探りますが。それからスポーツ選手には動的評価も追加。これで付き添いの親さん達にも一緒に評価してもらっています。

足からの情報は多く、症状の判別や原因を探るキーとなっています。(私は)

これらから考え、症状は安静にすれば運動を中止すれば改善するでしょうが、症状が安定し高強度の運動を再開すれば・・・どうなるでしょうか???

でも選手の気持ちもわかります。私の学生時代では、「膝内側靭帯Ⅱ度損傷」と診断されギプス除去後3日で練習再開しました。今考えるとただのバカです。また、「前十字靭帯断裂」と診断され2週間経過後に「この状態だったら練習できるぞ・・」おおバカです。・・・などと私も無理をして現役をしてきましたから。

でも、今の立場では選手には正しい方法で現場復帰をさせたいと考えています。一つの例えで膝内側痛と言っても多くの原因があります。股関節周囲から考えると足からの原因に加え股関節周囲筋筋力不足以外にもっと多くの原因が出てくるでしょう。ですから、症状の改善・安定にとらわれすぎず、原因を少しでも修正する地道な努力を忘れてはいけないと思います。

続きは、また。

 

様々なご意見、反論などもあると思いますが、私の考え方です。

また勉強し考え方が変わる事も多くあると思いますが、現時点の施術方針です。

新型コロナの影響で新しい生活スタイルが始まりました。

柔軟に対応し明るい生活を!