院長Blog

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子供、手が上がらない・・・(肘内障)

2017-04-13 12:59:17 ブログ

このような症状、2歳から6歳ごろの子供さんを持つお父さんお母さん、またお爺ちゃんお婆ちゃんは経験されたでしょうか??

当院でも肘内障の患者様は、頻繁ではありませんがちょいちょい来院いただけます。

そこで最近の患者様ですが、初回脱臼で受傷より一日経ち来院でした。親さんの話を聞く前から子供さんの様子をみて肘内障だとわかりました。受傷時の様子を聞き状態の確信。整復をおこないました。

これでOKだろうと思っていましたが、子供さんの反応が今一・・・・。様子を見てもらい後日来院していただき、整復後良好と判断できました。

このようなケースは初めてで、内心ドキドキでしたが整復の手ごたえありでしたので、なんでだ??と悩んでいました。子供さんの脳裏に痛みや受傷時の恐怖などがあり、整復後の今一な反応だったのかなぁ~と。

情けない話でしたが、貴重な経験でした。当院を選んでいただき患者様には感謝いたします。

 

以前にはこんなことも。

肘内障と怪我との判断が難しい症状で、受傷機転もどちらとも考えられた症例。整復後、いや違うとすぐに判断し病院へ精査を依頼、すぐに診断がされず、どうしても私が納得いかない為、数件のDrに精査依頼。そしてようやく骨折の診断が出たケースもありました。その子はもうこの春から中学生です。

また、某デパートで買い物中に受傷し、サービスカウンターにて当院を聞き来院した患者様もありました。整復後良好を確認。無事に済んだケースですが、実はその子供さんのお母さんは中学生時代の同級生でした。顔を見てビックリ!恨まれなくすんで良かった・・。

 

このような肘内障における症状を疑われる場合は、休日でも深夜でもご連絡下さい。対応をできる限りさせていただきます。

この肘内障は不思議なことに、休日や、深夜に多いです。なんでだぁ???